ノイマイヤーの「椿姫」についてちょっと特集してみます。
第1回目はマルグリットとアルマンによるパ・ド・ドゥ。
「椿姫」にはマルグリットとアルマンの美しいパ・ド・ドゥが各幕で踊られるのは、みなさんご存知のとおり。特に第3幕の通称"黒のパ・ド・ドゥ"は最近ガラでよく踊られますね。使用曲は全てショパン。まるでこの作品に誂えられたかのように感じられる構成です。
百聞は一見に如かず、ということで、ウェブ上に出回っているめぼしい動画を少し集めてみました。ご存知のものも多いでしょう。微妙なものばかりですので、お早めにどうぞ〜。
こちら→http://jp.youtube.com/mabeballet
ちなみに初演者のハイデによる映像も市販されています。これは映画仕立てで、実際の舞台とは少し印象が異なります。
第1幕 鏡(青)のパ・ド・ドゥ
場面:マルグリッドの部屋、中央に大きな姿鏡、その下手に長椅子
アルマンがマルグリットに愛を告白する
マルグリッドの出立ち:観劇帰りの紺(ハイデはガーネット)のドレス、赤の椿を胸に。
使用曲:ピアノ協奏曲第2番op.21-第2楽章
映像:
ハイデ&リスカ | エルヴェのアルマンは強いて言えば、このリスカのアルマンに近いかなあ。
フェリ&ボッレ | ボッレの雰囲気は甘いですね〜。真正面から見るとこの鏡が効果的です。
第2幕 白のパ・ド・ドゥ
場面:公爵の別荘、中央にテーブルとラタンのガーデンチェアが2客
2人が束の間の幸せに酔いしれる
マルグリッドの出立ち:白のふわふわのドレスで髪は下ろして。
使用曲:ピアノソナタ3番op.58 -第3楽章ラルゴ
映像:
オーレリ&マニュエル | 幸せ満開。照明が明るくて陰影が無いー。
フェリ&ボッレ | 全幕の照明はこんな感じ。
イザベル&マチュー | マチューのアルマンは砂糖菓子のように甘〜いのです。(忘れてたので追加)
第3幕 黒のパ・ド・ドゥ
場面:アルマンの部屋、上手張り出し舞台でアルマンがまどろんでいる
マルグリットがアルマンの仕打ちに対してやめて欲しいと訴え・・・
マルグリッドの出立ち:黒一色、マント?(パリオペでは重量感ある毛皮!)とベールを纏って登場。パリオペ衣装は胸に白の椿付き。
使用曲:バラード第1番op.23
映像:
モニク&マニュエル | かなり見難い映像ですが、マニュエルの役作りの違いがわかります。
オーレリ&マニュエル | オーレリらしい抑えた表現。2人とも調子イマイチなのが残念。
アッツオーニ&リアブコ | ノイマイヤー・ダンサーのお2人。シルヴィアの崩れ髪まで見事です。
フェリ&ボッレ | フェリの本領極まれり。
カン&ラドメイカー | ドラマティック作品はお得意のシュツットガルトの2人。乱れても様になる振付。
シルヴィ&ニコラ | 独特の解釈か。演奏のテンポが遅いです(他のものより再生時間が長いでしょ?)
それにしても、基本同じ振りとは思えない多様な役作りが可能な作品ですね。
連続して観てみると、
1幕・アルマンがひれ伏す、
2幕・マルグリットがひれ伏す、
3幕・2人とも頭をもたげる、
と見事につながっているんですよねー。
私個人としては鏡→白→黒の順で好きです。
乱暴な言い方ですが、黒のPDDは誰が踊ってもいいんです(ノイマイヤーが許可を出しているダンサーのハズだし)。あとの二つはひれ伏す方の表現次第かなあと。
お好みのPDD、ペアはありましたでしょうか?
もっと別に・・・?
基本情報
* ノイマイヤー「椿姫」については→ハンブルク・バレエのサイトが詳しいです。
* Chopin, Frédéric François [1810-1849] →Wikipediaから検索開始。
* 作品名の表記で主なものは次のとおり。
(日) 椿姫
(仏) La Dame aux camélias
(独) Die Kameliendame
(英) The Lady of the Camellias
次回があるようにネタを考えますー。お楽しみにー。
第1回目はマルグリットとアルマンによるパ・ド・ドゥ。
「椿姫」にはマルグリットとアルマンの美しいパ・ド・ドゥが各幕で踊られるのは、みなさんご存知のとおり。特に第3幕の通称"黒のパ・ド・ドゥ"は最近ガラでよく踊られますね。使用曲は全てショパン。まるでこの作品に誂えられたかのように感じられる構成です。
百聞は一見に如かず、ということで、ウェブ上に出回っているめぼしい動画を少し集めてみました。ご存知のものも多いでしょう。微妙なものばかりですので、お早めにどうぞ〜。
こちら→http://jp.youtube.com/mabeballet
ちなみに初演者のハイデによる映像も市販されています。これは映画仕立てで、実際の舞台とは少し印象が異なります。
第1幕 鏡(青)のパ・ド・ドゥ
場面:マルグリッドの部屋、中央に大きな姿鏡、その下手に長椅子
アルマンがマルグリットに愛を告白する
マルグリッドの出立ち:観劇帰りの紺(ハイデはガーネット)のドレス、赤の椿を胸に。
使用曲:ピアノ協奏曲第2番op.21-第2楽章
映像:
ハイデ&リスカ | エルヴェのアルマンは強いて言えば、このリスカのアルマンに近いかなあ。
フェリ&ボッレ | ボッレの雰囲気は甘いですね〜。真正面から見るとこの鏡が効果的です。
第2幕 白のパ・ド・ドゥ
場面:公爵の別荘、中央にテーブルとラタンのガーデンチェアが2客
2人が束の間の幸せに酔いしれる
マルグリッドの出立ち:白のふわふわのドレスで髪は下ろして。
使用曲:ピアノソナタ3番op.58 -第3楽章ラルゴ
映像:
オーレリ&マニュエル | 幸せ満開。照明が明るくて陰影が無いー。
フェリ&ボッレ | 全幕の照明はこんな感じ。
イザベル&マチュー | マチューのアルマンは砂糖菓子のように甘〜いのです。(忘れてたので追加)
第3幕 黒のパ・ド・ドゥ
場面:アルマンの部屋、上手張り出し舞台でアルマンがまどろんでいる
マルグリットがアルマンの仕打ちに対してやめて欲しいと訴え・・・
マルグリッドの出立ち:黒一色、マント?(パリオペでは重量感ある毛皮!)とベールを纏って登場。パリオペ衣装は胸に白の椿付き。
使用曲:バラード第1番op.23
映像:
モニク&マニュエル | かなり見難い映像ですが、マニュエルの役作りの違いがわかります。
オーレリ&マニュエル | オーレリらしい抑えた表現。2人とも調子イマイチなのが残念。
アッツオーニ&リアブコ | ノイマイヤー・ダンサーのお2人。シルヴィアの崩れ髪まで見事です。
フェリ&ボッレ | フェリの本領極まれり。
カン&ラドメイカー | ドラマティック作品はお得意のシュツットガルトの2人。乱れても様になる振付。
シルヴィ&ニコラ | 独特の解釈か。演奏のテンポが遅いです(他のものより再生時間が長いでしょ?)
それにしても、基本同じ振りとは思えない多様な役作りが可能な作品ですね。
連続して観てみると、
1幕・アルマンがひれ伏す、
2幕・マルグリットがひれ伏す、
3幕・2人とも頭をもたげる、
と見事につながっているんですよねー。
私個人としては鏡→白→黒の順で好きです。
乱暴な言い方ですが、黒のPDDは誰が踊ってもいいんです(ノイマイヤーが許可を出しているダンサーのハズだし)。あとの二つはひれ伏す方の表現次第かなあと。
お好みのPDD、ペアはありましたでしょうか?
もっと別に・・・?
基本情報
* ノイマイヤー「椿姫」については→ハンブルク・バレエのサイトが詳しいです。
* Chopin, Frédéric François [1810-1849] →Wikipediaから検索開始。
* 作品名の表記で主なものは次のとおり。
(日) 椿姫
(仏) La Dame aux camélias
(独) Die Kameliendame
(英) The Lady of the Camellias
次回があるようにネタを考えますー。お楽しみにー。
tags : バレエ







